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おとまり

  • songofindia79
  • 2016年7月5日
  • 読了時間: 1分

子どものともだち二人が、我が家におとまりにきた。

一年生の男の子3人

一緒にお風呂に入ったり、横一列にならんでカレーを食べたり、

リーダーがいて、ついていくのがいて。

子供同士いつもと違う時間をドキドキしながら過ごしてる。

私も小学生の時、お友達のウチに泊まりに行った事はほんとに鮮明に覚えてる。

お友達のお父さんが、ふすまをはずして横にして

人形劇をやってくれたこと。

お友達のお母さんが朝、耳たぶにピアスを入れたこと。

朝ごはんが甘いパンだったこと。

自分のうちには無い事が よそでは当たり前なことを

羨ましく思った。

その分

自分の家が恋しくなった切ない気持ちと 疲れも混ざって

複雑な気分だった次の日。

そんな思い出を反芻しながら

今度は

この子達の思い出の中で

私達が知らず知らず作り上げた

我が家の当たり前を体験してもらう側で

それがどんな風にうつるのか

残っていくのか

残らないのか

ずーっと先の話。


 
 
 

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